型 紙

型 紙
かたがみ

手描(てがき)染めに対して、下絵を写し取り、小刀で彫り抜いた型紙(かたがみ)を生地の上に置いて、抜いた部分に防染糊(ぼうせんのり)や色糊(いろのり)を置いて染める手法を、型(かた)染めといいます。この型(かた)染めに使われる型紙(かたがみ)は、和紙を貼り合わせた丈夫な型地紙(かたじがみ)に細かな彫りを入れていくもので、手作業で0.2ミリという細さの線を抜くなど、非常に高度な技術が必要とされます。京都の型紙(かたがみ)は「堀川紺形(ほりかわこんがた)」の名が残っているように、古くから京都の染色と密接に関連して発達し、精緻(せいち)な技術を今に伝えています。

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