グループの仏像群

グループの仏像群
ぐるーぷのぶつぞうぐん

仏像はセットで覚えると比較的頭に入りやすいと思います。例えば「三尊」。「釈迦三尊像」は、中央に「釈迦如来(にょらい)像」、その両脇には「普賢(ふげん)菩薩像」と「文殊(もんじゅ)菩薩像」。「阿弥陀三尊像」は、中央に「阿弥陀如来像」、その両脇には「観音菩薩像」と「勢至(せいし)菩薩像」。また「薬師三尊像」は、中央に「薬師如来像」、その両脇には「日光菩薩像」と「月光菩薩像」。これらは基本形ですが、釈迦三尊像には例外もあります。また「眷属(けんぞく)」と呼ばれる従者(アテンダント)もいます。例えば「千手観音」には「二十八部衆」。この中には鳥頭人身の「迦楼羅(かるら)」や有名な「阿修羅(あしゅら)」もいます。三十三間堂や清水寺にはこの「二十八部衆」の群像がズラッとそろっています。また、薬師如来には「十二神将」。東寺の金堂や神護寺の金堂には、薬師三尊を守護しています。ほかにも「四天王」。北は「多聞天(たもんてん)」、東は「持国天(じこくてん)」、南は「増長天(じょうちょうてん)」、西は「広目天(こうもくてん)」と東西南北を守護します。その中でも多聞天は四天王グループではそう呼ばれていますが、ソロで活動するときは「毘沙門天(びしゃもんてん)」と名前を変えます。

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