十大弟子像と羅漢像

十大弟子像と羅漢像
じゅうだいでしぞうとらかんぞう

「十大弟子」とはお釈迦様の数多いる弟子たちの中で特に著名な十人の弟子のことで、お釈迦様の時代にインドにいらっしゃったとされる方々です。中にはお釈迦様の息子や従兄弟もいます。また出身もさまざまで長者の息子もいれば、元散髪屋さんもいます。またそれぞれ特殊能力をもっておられたとされ、神通力をもっていという「目?連(もっけんれん)」、説法を得意とし60の言語を使い分けたという「富楼那(ふるな)」などバラエティに富んでいます。また「阿難(あなん)」はお釈迦様の従兄弟ともいわれ、常にお釈迦様と行動を共にし、一番多くお釈迦様の説法を聞いたということで「多聞第一」とされます。また「羅漢(らかん)」とは「尊敬に値する方」という意味で、修行を重ねて特殊な能力を身につけた方が多いようです。十六羅漢や十八羅漢、また五百羅漢など選抜方法もさまざまです。日本人に一番なじみがあるのは「賓頭盧(びんずる)」尊者。通称「おびんずるさん」といい、「なで仏」で知られています。寺院のお堂の廊下や食堂に祀られていることが多く、信者は自分の身体の悪いところと同じところを「おびんずるさん」の体を借りてなでると御利益があるといわれています。

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