如来像

如来像
にょらいぞう

「真如の世界からやって来た方」という意味です。「大いなる悟りを開いた方、覚醒した方」という意味で、「仏陀」ともいい、略して「仏」ともいいます。ですから仏像とは「仏陀」の像ですから、狭い意味ではこの「如来(にょらい)」像だけを指すのです。出家後のお釈迦さんを、イメージして彫られているため、余計なものを取り去った、極めてシンプルな身なりをしています。また如来になったら現れるという体の特徴、三十二相・八十種好もいくつか表現されています。例えば、頂髻相(ちょうけいそう=髻を結いあげたように頭の肉が二段になっている)や螺髪(らほつ・らはつ=髪の毛がちじれている)などがあります。また如来像の場合、比較的、坐像(座っている御姿)が多いのは仏国浄土で法を説いていらっしゃるときの様子を表しているからです。「如来像」の例としては、「釈迦如来像」「阿弥陀如来像」「薬師如来像」「大日(だいにち)如来像」など多数あります。

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