仏像にはどんな種類があるの?

仏像にはどんな種類があるの?
ぶつぞうにはどんなしゅるいがあるの?

「仏像」には大きく分けて「如来(にょらい)」「菩薩(ぼさつ)」「明王(みょうおう)」「天(てん)」の像があります。ほかにも「羅漢(らかん)像」や「祖師像」などありますが、前述の4グループが全体のおおよそ9割ぐらいを占めるでしょう。また「仏像」とは狭い意味では「如来」像のみを指しますが、広く解釈をして「菩薩」像も、「明王」像も、諸「天」像も、「仏像」と呼んで、差し支えはありません。なぜなら「仏」とは「仏陀」の略で、「仏陀」イコール「如来」だからです。でも「菩薩」も「明王」も「天」も一般的に広い意味で「仏様」と呼びますので、その像を「仏像」と呼んでも大丈夫です。羅漢や十大弟子あるいは高僧など人物の場合は、通常「仏像」とはいわず、「尊像」や「祖師像」という言い方をします。また日本の神々を表現したものは「神像(しんぞう)」といいます。中には「僧形八幡(そうぎょうはちまん)神像」という神仏習合の代表的な彫像もあります。「八幡神」という日本の神様は、もともと仏教で登場する「阿弥陀如来」だとする考え方で、この場合は神像と呼んでも仏像と呼んでも大丈夫ですね。

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