身近な雅楽

身近な雅楽
みぢかなががく

京都は年間を通して祭事や大きな法要に出合える機会が多く、春・秋には市内を中心に一層にぎやかです。平安雅楽会の出演している行事でいえば、京都御所の一般公開や葵祭のほか、神社仏閣での舞楽奉納や雅楽公演など、一般の方も雅楽が鑑賞できます。また今も日常的に使われている言葉には、雅楽から生まれた用語がたくさんあるので一部を紹介しましょう。「二の舞を演じる」は舞楽「安摩(あま)」に続いて「二舞」が舞われるが、うまくいかず滑稽さを見せることからきています。「千秋楽」は法要や行事の最後に演奏したことから、芝居や相撲の最終日の事となりました。「やたらに」は、雅楽の八多羅拍子からきています。「やぼ」は、笙(しょう)の音でリードが付いておらず音が出ない音階「也」「毛」がなまって「やぼ」となりました。「音頭をとる」は、管楽器の主奏者から音を出し始めます。笛が曲の始めを人の先に立って物事を始めることとなります。「こつがいる」は、笙の「乞」を押さえるには技術がいるため、物事のテクニックにより出来映えが変わることをいいます。身近なところに雅楽にふれる機会がありますので、アンテナをはってみてください。

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