お菓子の食べ方

お菓子の食べ方
おかしのたべかた
茶席では、茶室への出入や道具の拝見をするときや、菓子、薄茶が運ばれたら両隣の客と言葉を交わします。常に連客への気配りも忘れないようにしましょう。菓子鉢(かしばち)に盛られて菓子が運ばれたら、自分の分だけ懐紙にとります。懐紙は輪になっている部分(二つ折で折目のある方)を手前にして菓子をのせてください。銘々皿(めいめいざら)や懐紙に乗せた状態で1人分ずつ菓子が出されることもあります。茶会の菓子は亭主が菓子職人と相談して用意することが多いので、舌で味わうだけでなく、菓銘を聞いて、その形や色を楽しみましょう。