茶会の流れ 茶席に入るまで(一例)

茶会の流れ 茶席に入るまで(一例)
ちゃかいのながれ ちゃせきにはいるまで(いちれい)

席入りの時間が決まっている茶会であれば、少し前に到着します。会場に着いたらまず、受付であらかじめ購入した茶券を渡します。芳名録などに記帳する場合は、丁寧に書くよう心がけます。控えの部屋では、足袋(たび)やソックスに履き替えるなどの身支度を済ませます。洋服の場合も白いソックスに履き替えるような心構えが必要です。ここでは指輪やアクセサリー類、腕時計などを外し、茶席で必要でない荷物は風呂敷などに包んで預けます。茶席に入る順番を待つ場所を待合(まちあい)といいます。待合では客の座る場所の決まりはありません。掛物(かけもの)など床の飾り付けを拝見し、また当日の茶会記、道具の箱書(はこがき)などが置いてあれば拝見します。

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