京小紋

京小紋
きょうこもん

京小紋も京友禅同様、歴史は古く、その型紙は1200年前にさかのぼります。もともと武士の裃(かみしも)にある小さな文様を一色で型染めしたもの。今では小さな文様での型染めだけでなく、大胆な図柄など幅広いバリエーションがそろいます。小紋にはほかに江戸小紋・加賀小紋・紅型・更紗・ロ-ケツ・絞りなどありますが、いずれも訪問着や付下げより気軽に着こなせるので重宝する着物です。

よく1枚の着物に帯3枚と言いますが、まさに京小紋1枚あれば、帯次第で華やかにもシックにも、また昼と夜、場所に合わせて雰囲気を変えられます。華やかな京小紋なら帯を少し落ち着いたものに、おとなしい色柄なら派手目の帯でバランスを取るなど幅広く楽しめるのも魅力。訪問着ほどぎょうぎょうしくなく、値段も手ごろなものからあるので、和装の初心者にも安心ですよ。親から子へ譲っていきやすい着物なので、自分らしい装いとこだわりで楽しさを広げてみましょう。

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