世界遺産仁和寺 秋の特別拝観 第51世門跡再任記念 金堂裏堂 五大明王壁画特別公開【日中拝観】
2023年10月14日(土)~ 12 月10日(日)
※10月31日(火)11月1日(水)16日(木)17日(金)は拝観停止
- 秋の特別公開
12/10まで公開期間を延長しました
377年、初公開から5年。ふたたび五大明王。
平成30年、総本山仁和寺では、第51世門跡瀬川大秀大僧正の晋山を記念し、寛永年間の移築以来372年にわたり非公開を貫いてきた五大明王の壁画初公開という、歴史的な特別拝観を行いました。この壁画は、金堂裏堂すなわち須弥壇背面の裏、いわゆるお堂のバックヤードにあたる場所に描かれており、僧侶でも薄暗い手灯りでしか見ることができない貴重な壁画です。
不動明王を中心に金剛薬叉明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王の五大明王が柱を挟んで一体ずつ細部まで丁寧に描かれ、柱にも美しい文様が施されています。不動明王は高さ2.2m、幅3.7m、その他は幅2.8m という迫力です。
このたび、初公開より5年を経て、ふたたび公開することを決定いたしました。迫力ある壁画を見て楽しむことはもちろん、五大明王の御朱印をいただくこともできます。
どうぞ貴重なこの機会をお見逃しなく、多くの皆様に楽しんでいただければと思います。
五大明王とは
数多くの仏の中でも忿怒を表す明王部の代表的な五尊から成り立っており、真言宗においては不動明王・降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛薬叉明王の五尊とされています。
これは護国三部経の一つである『仁王経』に説かれており、彼らはそれぞれ金剛界曼荼羅の中心にいる五仏が仏法に従わない者を懲らしめるために忿怒の明王に変化した姿であると言われています。
この五大明王は護国三部経に説かれるように日本国の安寧を願う鎮護国家の為に修法され、同じく鎮護国家を願って毎年東寺で行われる後七日御修法や五壇法と呼ばれる大法でも必ずこの五大尊壇が組み込まれます。さらには堂の中に邪悪な者が入ってこないようにする結界の役割を果たしています。
基本情報
開催日程 | 2023年10月14日(土)~ 12 月10日(日) ※10月31日(火)11月1日(水)16日(木)17日(金)は拝観停止 |
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主催者 | 仁和寺 |
時間 | 11月末まで 10時~ 17時(受付16 時30分終了) 12月10日まで 10時~ 16 時30分(受付16時終了) |
場所 | 御室仁和寺 |
アクセス | ・京都駅からJR嵯峨野線「太秦」駅下車(乗換)嵐電「撮影所前」駅から「御室仁和寺」駅下車、徒歩約3分 ・京都駅またはJR嵯峨野線「円町」駅から市バス26系統またはJRバス「御室仁和寺」下車、徒歩すぐ |
ホームページ | https://ninnaji.jp/ |
チラシ | - |
料金
五大明王拝観のみ一般1,000円【日中拝観】
お問い合わせ
仁和寺拝観課
TEL | 075-461-1155 |
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最新の休止・変更情報
12/10まで公開期間を延長しました
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