ラグランジュ点 -Lagrange point(s)-
2020年9月23日(水)~2020年10月9日(金)
高原秀平 個展
近年、絵画制作を通して具象と抽象のはざまにある中途半端でありながら心地よい点を探しています。「半抽象」という極めて曖昧な言葉が使われて久しいですが、この不確かな概念に明確な解を求めたいと考えています。 今回の展示では天文学用語である《ラグランジュ点(ラグランジュポイント)》を基点とし、空間を構成します。 《ラグランジュ点》とは 2天体同士の重力等の釣り合いが取れる点であり、人工衛星を配置するのに適した“宇宙の中で安定するポイント”とされています。5点存在しており、3点はレオンハルト・オイラー(1707-1783)が1760年ごろ発見し、後年(1772年)ジョゼフ=ルイ・ラグランジュ(1736-1813)が残りの2点を見つけ出しました。 宇宙という不安定で揺らぎある環境であっても安定するラグランジュ点のように、具象と抽象の間にも、私の求める点が確かに存在するのではないか。今回の展覧会が具象と抽象の間にある不明瞭な部分を照らすきっかけとなればと思います。 ー 高原 秀平 | Shuhei Takahara https://www.shuheitakahara.com/ 1990年 兵庫県生まれ 2014年 京都精華大学 芸術学部 造形学科 洋画コース 卒業 同じ行為を繰り返すこと。その過程で自然発生するルールを守ること。 そのルールを少し破ること。破ることで生まれる新しいルールで同じ行為を繰り返すこと。 このサイクルによって起こる知覚の更新を目的としています。基本情報
開催日程 | 2020年9月23日(水)~2020年10月9日(金) |
---|---|
時間 | 10:00~18:00 |
場所 | 京都精華大学 本館ギャラリー |
アクセス | 京都市営地下鉄 国際会館駅から スクールバスで約10分 叡山電鉄 京都精華大前駅から 徒歩すぐ |
ホームページ | https://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/past/2020/0923Lagrange/index.php |
チラシ | - |
休館日:9月25日(金)〜28日(月)、10月4日(日)
料金
無料・予約不要
お問い合わせ
研究推進グループ ギャラリーフロール担当
京都精華大学 本館2階
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
TEL | 075-702-5263 |
---|---|
FAX | 075-722-5440 |
fleur@kyoto-seika.ac.jp |
この情報を共有する
-
Twitterでシェア
-
Facebookでシェア
-
LINEで送る
URLをコピー