【特別連続講座】 日本の文化財はどのように保存、活用されてきたか 第1回 ~明治維新と近代的文化財保存の幕開け~
2020年9月22日(火)
文化財は、イキモノ。
京都の庭園・無鄰菴で
日本の文化財の利活用を
わかりやすくレクチャーするこの講座、
第1回は明治維新。
いつまでも変わらないものとしてまもり伝えられる「文化財」。例えば国宝の阿修羅像から、能などの伝統芸能、果ては工芸技術まで、
さまざまな形で今の日本文化のベースをかたちづくっています。
この無鄰菴も名勝というカテゴリの中で、お庭として国から文化財に指定されています。
しかし、「文化財」は、はじめから変わらないものだったのでしょうか?
「文化財」が文化財になるまでには、日本という国が歩んだ近代の歴史がダイナミックに刻まれています。
そうして今指定されてないものも、いずれは文化財になってゆきます。
現在もそのドラマの渦中にあると考えると、日々接する場所や技術も違って見えてきますね。
2020年の無鄰菴では、このヒストリーを4回に分けて学んでいきます。
まず、第1回目は明治維新から。明治維新後、各地の文化財は危機に瀕します。所有者の経済的没落により海外へ流出するもの、放置され荒れ果てるもの・・・。この状況に明治の元勲たちはどのように対応し、どのようにして危機を乗り越えたのか、について話します。
明治維新後、寺社仏閣は経済的基盤を失い、存続のために多くの宝物が流出しました。
海外への流出や、取り残された文化財も破壊の憂き目にあうこととなります。
そんな中 岩倉具視 や 大久保利通 ら明治維新で活躍した人々が
どのように文化財保存、活用に対応したのか、
京都・嵐山、大阪・高師浜などを題材として具体的な例を挙げてみていきます。
基本情報
開催日程 | 2020年9月22日(火) |
---|---|
時間 | 14:00 ~ 16:00 |
場所 | 無鄰菴 母屋2階 |
アクセス | ■京都市営バス 京都岡崎ループ「南禅寺・疏水記念館・動物園東門前」下車 徒歩4分 「神宮道」または「岡崎公園・美術館・平安神宮前」下車 徒歩約10分 ■京都市営地下鉄東西線 蹴上駅から徒歩約7分 ■タクシー 京都駅より 約20分 |
ホームページ | https://murin-an.jp/events/event-20200922-2/ |
チラシ | - |
定員:10名
料金
3900円
※コロナウィルス等感染症拡大予防対策として、募集人数および開催日に変更が生じています。あらかじめご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。
ご来場時のお願い:
〇ご来場の際にはマスクの着用をお願いいたします。
〇お庭での作業の際はできるかぎりマスクの着用をお願いいたします。
〇体調不良もしくは37.5度以上の熱がある場合は、ご入場をご遠慮くださいますようお願いいたします。
〇入場時にアルコールにて手消毒をお願いいたします。
お問い合わせ
無鄰菴管理事務所
〒606-8437 京都市左京区南禅寺草川町31番地
TEL | 075-771-3909 |
---|---|
FAX | 075-771-3909 |
お問い合わせURL | https://murin-an.jp/ |
予約フォーム | フォームからご予約 |
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