700年近くも同地区に受け継がれてきた山の神を祭る行事。早朝より、その年の当屋(とうのや)を務める家に人々が集まり、赤い口を開き、橙を目にした長さ約15メートルもある藁の大蛇を作ります。音羽川の堤にある二九の雄松(おんまつ)と呼ぶ大木まで担いで奉納し、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願します
唐棣(はねず)色(薄紅色の梅の色)の小袖を着た少女たちが、小野小町と深草少将(ふかくさのしょうしょう)の悲恋を偲ぶ童歌に合わせて踊ります。
「六地蔵」の1つ、山科地蔵(四ノ宮地蔵)でも家内安全、無病息災、五穀豊穣などを祈願する「六地蔵巡り」の人々で賑わいます。終日。